2004年01月16日 |
大連・瀋陽・丹東が自動車・部品の企業誘致 |
28日、虎ノ門パストラルで投資環境説明会 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
中国の遼寧省は瀋陽を国家の重要な自動車基地に指定するとともに瀋陽・大連・丹東を中心とした自動車部品工業地帯の建設をめざし、日本企業誘致のため、劉国強副省長を団長とする訪日代表団60名が来日、28日に東京・港区の虎ノ門パストラルで「投資環境説明交流会」を開く。問い合わせは日本国際貿易促進協会、TEL/03-3506-8261 まで。 同省は中国東北地方唯一の沿海省で、人口約1億人の東北経済地区の海路の玄関口であると同時に中国内陸地区との連携地でもある。南東に日本、北朝鮮、韓国、西北にモンゴル、ロシアがつながっている。14の都市を持ち同省の人口は4,238万人。2002年度の1人当たりのGNPは全国31省の中で8番目という上位にある。 訪日代表団は、中国政府が最近、東北地区の旧工業基地振興戦略を打ち出したことから、まず歴史ある自動車工業を再び拡大することになり、来日したもの。 瀋陽には現在、華晨自動車、金杯自動車、瀋陽航天新光グループ、丹東黄海自動車グループ、本渓クランク製造、曙光アクスル製造、遼寧東方増圧器などがあり、同説明会では同省自動車産業の紹介(ビデオ)と進出日本企業からの現地状況の報告などが行われる予定。 商談の内容はアクスル、車軸、ショックアブゾーバ、ポンプユニット、エアクリーナ、消音器、電装品、ゴム・プラスチック製品、歯車、ろ過器、トランスミッション、エアバッグ、計器類、板金など自動車部品全般に及ぶ。 |