2005年01月05日

中国政府、新疆独山子石化のエチレン100万トン計画認可

【カテゴリー】：海外 【関連企業・団体】：なし

(上海発=特約) 　CNPC(ペトロチャイナ)では黒龍江省の大慶、吉林省の吉林と 新疆省独山子の3ヶ所でエチレンを少なくとも100万トンに増やす計画をもつが、このたび新疆の独山子石油化学が中国政府から100万トンのエチレン計画と、リファイナリーの600万トンから1000万トンへの増設計画の最終承認を受けた。2007-08年の稼動を目指す。 　CNPCではカザフスタンのアタスから新疆までの原油パイプラインを建設中で、2005年末に完成するが、この原油を利用する。 　エチレンとともに次の誘導品計画がある。 ベンゼン24万トン、トルエン13万トン、混合キシレン 7万トン、HDPE 30万トン、LDPE 60万トン、PP 55万トン、SM 32万トン、PS 13万トン、SBS 8万8千トン。 　新疆独山子石化の既存エチレンプラントの能力は22万トン。 ○中国のエチレンセンター地図 http://www.chem-t.com/fax/images/0105map.gif