2005年06月17日 |
三菱レイヨン、英社とMMA共同投資 米国・アジアに26万トン |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨンは17日、英・ルーサイトインターナショナル社と投資を分担し、北米及びアセアンで26万トン規模のMMA(メタクリル酸メチル)モノマー新プラントを建設すると発表した。両社は新プラントから相互に製品を供給すること、将来両工場をジョイントベンチャーとするための検討を行うことで合意し契約締結した。三菱レイヨンは、かねて北米にMMAモノマーの新プラント建設を検討、ルーサイト社もシンガポールに新プラント建設を計画していた。新プラントの合計能力は年産26万トンとなる。 新プラントの概況は以下の通り。 【北米】 ◇建設:三菱レイヨン ◇場所:テキサス ◇規模:MMA及びMAA(メタクリル酸)14万トン ◇製造法:C4法 ◇時期:2009年末完工、2010年商業運転 【アセアン】 ◇建設:ルーサイトインターナショナル ◇場所:シンガポール ◇規模:MMA12万トン ◇製造法:アルファ法(C2法) ◇時期:2007年末完工、2008年商業運転 【Lucite Internationalの概要】 ◇代表者:Ian R Lambert (CEO) ◇本社:Queens Gate, 15-17 Queens Terrace, Southampton SO14 3BP, United Kingdom ◇事業内容 :Upstream and Downstream Business of the MMA ◇資本金:175 百万ポンド ◇売上高:707 百万ポンド ◇従業員:2,091人(2004年末) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1118976550.doc |