2005年11月24日 |
TECが発表、シンガポール向けエチレンプラント基本設計受注 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
東洋エンジニアリング(TEC)は24日、オランダのABB ルーマス・グローバルBV 社とのジョイント・ベンチャーが、シェル・イースタン・ペトロリウム社から、同社がシンガポールのブコム島に新設する、世界規模のエチレン製造設備の基本設計業務を受注したと発表した。 基本設計終了後は、引き続き設計・調達・工事管理(EPCM)業務の契約を締結するオプション付きとなっている。 天然ガスを原料とするエチレン設備と異なり、ナフサや重質軽油等を原料とするため、中間原料となるプロピレン、ブテン、ベンゼンなどの副生品が得られる。また、隣接する製油所との連携による最適化を図ることで、高い経済性が実現できるとしている。 <受注概要> (1)客先: シェル・イースタン・ペトロリウム(Shell Eastern Petroleum Pte. Ltd) (2)受注者:TEC とオランダのABB ルーマス・グローバルBV 社との50 :50 のジョイント・ベンチャー (3)建設地:シンガポールのブコム島 (4)対象設備:世界規模のエチレン製造設備(原料はナフサや重質軽油等で、客先のブコム・リファイナリーから供給される) (5)ライセンサー :◇エチレン=米国ABB ルーマス・グローバル社 ◇ベンゼン=独ウーデ社 ◇C4水添他=仏アクセン社 (6)役務内容: 基本設計業務(Basic engineering for definition phase) (7)契約形態:コスト・レインバース(実費償還)方式 (8)基本設計業務の完成:2006年5月末を予定 (10)プラントの完成:2009 年下期を予定 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1132815592.pdf |