2006年04月19日
三菱ガス化学の中国メタノール誘導品会社、南京で建設開始
【カテゴリー】:海外(経営)
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

 三菱ガス化学の中国メタノール誘導品会社 Lingtian (Nanjing) Fine Chemical Company Ltd. が4月13日、南京の化学工業園区で建設を開始した。三菱ガス化学が85.1%、伊藤忠ケミカルフロンティアが 10.0%、伊藤忠商事が 4.9% 出資するJVで、昨年設立された。
(既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=17259 )

 第一期は建設費54百万ドルで、ジメチルアミン、ジメチルホルムアミド(DMF:40千トン)及びジメチルアセトアミド(DMAC:10千トン)を2007年10月から生産する。原料は三菱ガス化学のサウジのJVから供給する。(同社は重慶で重慶化医とのJVでメタノールプラント建設を検討中)

 これが完成するとDMFとDMACは中国で最大のプラントとなり、それぞれ全能力の20%を占めることとなる。