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2006年07月24日 |
台湾資本のDragon Group、芳香族計画で最終承認を取得 |
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 台湾資本のDragon Group(騰龍グループ)は福建省廈門の海滄投資区での大規模芳香族プロジェクトで最終承認を取得した。 子会社Dragon Aromatics (Xiamen) Co. が建設するもので、ベンゼン 228千トン、PX 800千トン、OX 160千トンの設備と、発電所や桟橋、タンクを含む。 2009年初めのスタートを予定しており、原料のナフサと減圧軽油(vacuum gas oil )は輸入する。製品のPXは同地にある同グループのPTA大手Xiang Lu Petrochemical (翔鷺石油化学)に供給される。 台湾資本のDragon Group は廈門の海滄投資区にPTA関連で4つの会社を持っている。 PX:Dragon Aromatics (Xiamen) Co 中国名はTenglong Aromatics (騰龍アロマティックス) PTA:Xiang Lu Petrochemical (翔鷺石油化学) PET Resin :Dragon Special Resin Company, 中国名はTenglong Special Resin 化学繊維: Xiang Lu Chemical Fibre Company(翔鷺化学繊維) 翔鷺石油化学のPTAについては既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=14957 Dragon Special Resin Company は、158,400トンのPETボトルグレード用チップのラインと、39,600トンの産業用グレード or ボトルグレード用チップのラインを持っている。 なお、Dragon Group は江蘇省の大手PETメーカー三房巷(Sanfangxiang)グループとの50/50のJV 海倫化学(Hailun Chemical) を設立し、江蘇省江陰で、60万トンPTAプラントの建設を行っている。 (既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=16755 ) |