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2006年11月22日 |
台湾資本のDragon Group、廈門で芳香族とPTAプラント建設着工 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 台湾資本のDragon Group(騰龍グループ)は17日、福建省廈門の海滄投資区で芳香族とPTAプラントの建設に着工した。 子会社騰龍アロマティックスの芳香族計画は本年6月に、同じく 翔鷺石油化学のPTA計画は本年10月に、それぞれ最終承認を得た。 (芳香族計画承認は既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=19372 ) Dragon Group は廈門の海滄投資区にPTA関連で4つの会社を持っている。 PX:Dragon Aromatics (Xiamen) Co 中国名はTenglong Aromatics (騰龍アロマティックス) PTA:Xiang Lu Petrochemical (翔鷺石油化学) PET Resin :Dragon Special Resin Company, 中国名はTenglong Special Resin 化学繊維: Xiang Lu Chemical Fibre Company(翔鷺化学繊維) 騰龍アロマティックスの芳香族計画は13.5億ドルを投じるもので、パラキシレン800千トン、オルソキシレン160千トン、ベンゼン228千トンのほか、発電所や桟橋、タンクを建設する。2009年初めのスタートを目指す。 翔鷺石油化学は5億ドルを投じてPTA第二期計画として150万トンプラントを建設する。 同社は同地に第1期計画で120万トン設備を持っていたが、本年にデボトルネッキングで150万トンに増設しており、2008年末の第二期計画のスタート後には、海滄投資区での合計能力300万トンとなる。 騰龍アロマティックスのパラキシレンは翔鷺石油化学に供給される。 |