2007年03月20日 |
Kingboard、河北省で石炭ベースのメタノールに投資 |
【カテゴリー】:海外(経営) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 香港のラミネート会社、KingBoard Chemical (建滔化工集団) は河北省Xingtai 市の内丘で100万トンの固焦炉コークス、10万トンのメタノール、12千トンのベンゼンの建設を開始した。約1億ドルを投じるもので、2008年初めの稼動を目指す。 116百万ドルを投じた第一期と同じ能力で、完成すればメタノール能力は合計20万トンとなる。 同社はまた、河北省に本拠を置く上場会社、Jinniu (金牛) Energy Resourcesとの合弁で大規模メタノール事業を計画している。 450百万ドルを投じて河北省Xingtai 市で年産180万トンの石炭ベースのメタノールを生産するもので、Kingboardが60%、金牛が40%を出資する。現在FS中で、完成時期は未定。 これに加え、原料の石炭を確保するため、金牛51%、Kingboard49% のJVの石炭会社を設立する予定。 中国の2006年のメタノール生産量は762万トン、輸入量は94万トンとなっている。 Kingboardは海南島でCNOOCとのJVで天然ガス原料で60万トンのメタノールを生産しており、重慶市でも45万トンの工場を持っている。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=19784 |