2007年11月08日
三井化学・プライムポリマー、インドにPP自動車材新会社
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:プライムポリマー、三井化学

 三井化学とプライムポリマーの両社は8日、インドでポリプロピレン(PP)自動車材を事業化するため、現地に新会社を設立したと発表した。09年4月の商業運転入りをめざして、年産能力1万5,000トンの工場を建設する。13日起工式を行う。

<新会社の概要>
(1)会社名  Mitsui Prime Advanced Composites India PVT LTD
(2)事業概要  ポリプロピレン自動車材の製造、販売
(3)設立時期  2007年9月
(4)資本金  4.3億ルピー(3.0円/ルピー換算、13億円)
(5)出資比率  三井化学80%、プライムポリマー20%
(6)社長  木原 敏秀
(7)所在地  ラジャスタン州ニムラナ
(8)商業運転開始  2009年4月
(9)生産能力  15千トン/年

 インドの自動車市場は年率15%で拡大しており、販売台数は昨年の130万台から2010年には210万台に達する見通しとなっている。このため新会社は、現地で生産体制を強化している日系自動車メーカー向けを中心にPP自動車材を供給する。三井化学グループとしては北米、タイ、中国に続く生産拠点となる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1194504695.pdf

(英文)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1194504695.pdf