2008年07月14日
サウジアラムコ、福建石化のポリオレフィン販売でSABICと提携
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 サウジアラムコの中国子会社 Sino Saudi Aramco は12日、SABICの子会社 SABIC深セン商事(SABIC Shenzhen Trading Company) と相互協力契約を締結した。調印はサウジアラムコ本社で行なわれた。

 サウジアラムコは25%を出資し、ExxonMobil(25%)、中国側(Sinopec/福建省政府)(50%)との合弁会社Fujian Refining & Petrochemical Company を設立し、福建省泉州市でエチレン80万トンのコンプレックスを建設中で、完成後は製造するポリオレフィンの25%の販売権を有している。

 今回の契約はポリオレフィンの販売権をSABIC深セン商事に渡すもので、サウジアラムコとSABICの関係強化の一環となる。

 合弁会社ではLLDPE 40万トン、HDPE 40万トン、PP 47万トンを製造する。