2009年12月24日 |
通遼GEM Chemical、世界初のCoal-to-MEG試運転に成功 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 通遼GEM Chemicalは12月7日、内蒙古自治区通遼経済開発地域で石炭からのMEG製造の試運転を開始、1週間運転して、オンスペックとなった。今後手直しの後、2回目の試運転を行い、2010年第2四半期に商業生産を開始する。 褐炭からMEGを生産するもので、世界で最初のプロジェクトとなる。 同社は中国科学院(CAS)、上海GEMケミカル(鴻元集団)、江蘇丹化集団のJV。 当初、第一段階としてMEG20万トンとされていたが、MEG15万トンとシュウ酸10万トンに変更された。 5年内に能力を120万トンに拡大する。 この技術は中国科学院福建物質構造研究所と上海GEMケミカル、江蘇丹化集団が共同で開発し、丹化集団が300トンのパイロットプラントと、10,000トンのデモンストレーションプラントを建設、後者は2007年12月から1年以上にわたり、順調に操業を続けた。 本年5月に中国科学院が成功したと発表した。 3社はテストと並行して2007年8月に240百万ドルを投じてCoal-to-MEGプラントの建設を開始した。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=26611 |