2010年01月05日 |
Ineos とシノペック、南京にフェノールJV設立を検討 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
Ineosは1日、シノペック揚子石油化学との間で、南京ケミカルパークにフェノール/アセトン製造のJVの検討を行う覚書を締結したと発表した。 新設するのはフェノール40万トン、アセトン25万トンの中国では最大のプラントで、原料のキュメン 55万トンのプラントを含む。 2013年完成を目標とする。 INEOS Phenol はドイツ、ベルギー、米国(アラバマ州)にプラントを有し、現在の合計能力はフェノールが187万トン、アセトンが115万トンとなっている。 中国では三井化学が2009年12月にシノペックとの間でフェノールとアセトンの新設プロジェクトに関する覚書を締結している。 両社合弁の上海中石化三井化工有限公司は、上海化学工業区にフェノール年産25万トン、アセトン同15万トンの新プラントを建設するとともに、上海中石化高橋分公司が持つ既存プラント(フェノール年産12万5,000トン、アセトン同7万5,000トン)を統合するもの。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=27993 |