2009年01月13日 |
天津で合成ゴム計画スタート |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 天津陸港石油橡膠(Tianjin Lugang Oil & Rubber)は1月2日、天津市の大港石油化学基地で合成ゴム計画の建設を開始した。 368百万ドルを投じて、SBR 年産10万トン、ブチルゴム(BR) 6万トン、イソプレンゴム(IR) 5万トンの各プラントを建設する。 原料は同地で建設中のシノペック天津の年産100万トンエチレンから供給を受ける。 エチレンは2009年第4四半期完成の予定で、合成ゴムも2009年末にスタートする予定。 同地ではシノペックとSABICが50/50のJVを設立して、PE 年産60万トン、EG 同40万トンのプラントを建設中。 天津陸港は新しく設立された私企業で、オーナーに香港の住民が加わっているということ以外、詳細は明らかにされていない。 |