2015年02月12日 |
昭電、中国に熱硬化性成形材料で第2生産拠点 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は12日、中国で需要増大が見込まれる熱硬化性成形材料(BMC)事業強化のため、台湾の合成樹脂材料メーカー、長興材料工業(本社:台湾高雄市)と合弁で中国広東省珠海市に昭電グループ2番目となる生産拠点を新設すると発表した。 新会社は、社名が「昭和長興(珠海)有限公司」(仮称)、資本金7000万人民元(約11億9000万円)で昭和電工の出資比率は70%。2015年6月に設立、16年12月操業開始の予定。 BMC(ブロック・モールディング・コンパウンド)は、不飽和ポリエステル樹脂にガラス繊維などを加えた熱硬化性成形樹脂で、自動車向けランプリフレクターやエンジンカバー、家電・精密部品の封止材などの用途に使用される。最近では電気自動車、ハイブリッド車向けのモーター封止材分野にさらなる拡大が見込まれている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1423725484.pdf |