| 2007年03月06日 | |
| 横浜ゴム | |
| 中国の乗用車用シーリング材工場がISO14001を取得 横浜ゴム（株）（社長：南雲忠信）の子会社で、中国で乗用車用シーリング材を生産販売する「横浜密封材料（杭州）有限公司」が今年1月、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を取得した。認証取得の活動をスタートしたのは2006年4月。短期間で認証を取得できたのは、有機溶剤を使わない商品に生産品目を絞り、シーリング材容器や梱包材料の再利用を積極的に推進するなど、生産開始当初から環境への配慮に努めてきたため。 「横浜密封材料（杭州）有限公司」は2005年6月から本格的に生産を開始し、現在の年間生産能力は1000トン。中国に進出している日系自動車メーカーを中心に商品を供給している。同国の自動車市場の拡大が続くなか、新規販売先の開拓も進め、2007年は販売量を前年の1.5倍に引き上げる計画。 横浜ゴムは2006年4月に新中期経営計画「グランドデザイン100」を発表し、基本方針で「トップレベルの環境貢献企業」をめざすことを掲げた。その具体的目標のひとつとして、世界の全拠点で高度で同質の環境経営を実行するため、グループ全体でISO14001の認証取得を進めている。2001年度までに国内の全生産拠点11ヵ所で取得を完了し、その後は海外にある全12ヵ所の生産拠点で認証取得を進めてきた。今回の認証取得は6ヵ所目で、2007年度中に横浜ゴムグループの全世界の生産拠点で認証取得が完了する予定。 |
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