2002年12月13日 |
ユニチカ、機能性食品「ハナビラタケ」事業化 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ユニチカ |
ユニチカは13日、機能性食品でアガリスク茸の3ー4倍のβーグルカンを含有する「ハナビラタケ」の人工栽培に成功したため、本格生産、販売していくことを決めたと発表した。 ハナビラタケは、標高1000メートル以上の針葉樹しか発生しない特殊なキノコで、βーグルカンを多く含んでいることは確認されているが、人工栽培が難しいとされてきた。同社は栽培方法の研究、改良によりこの人工栽培に成功し、量産化に見通しをつけた。 大阪大学、岩手医科大学との共同研究により、アトピー症状を軽減するといった免疫調整作用や血糖値抑制、高コレステロール改善効果があることなども確認済み。 アガリスク茸など健康機能性食品の市場規模は、現在約300億円といわれているが、今後も成長が期待されているところから、本格事業化を決めた。年産能力は200トン、初年度(2003年)売上げ5億円、5年後には50億円を見込んでいる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/02C13001.tif |