2002年12月16日 |
チッソ石化、電力・蒸気合理化へ共同会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:チッソ、日立製作所 |
チッソは16日、日立製作所、イーレックスと3社共同で、チッソ石油化学への電力・蒸気の供給と、余剰電力のイーレックスへの売電を目的とした新会社「五井コーストエナジー株式会社」を設立したと発表した。2003年1月チッソ石油化学五井製造所内にコ・ジェネレーション型の発電設備建設に着手、2004年6月運転開始の予定。 建設するのは日立のH−25型ガスタービンを使用したコンバインドサイクル発電設備で出力11万キロワット。チッソ石油化学は新会社から電気の一部と蒸気の全量を引き取る。イーレックスは余剰電力すべてを引き取り外販する。チッソはこれまで使用していた自家発電設備をスクラップ&ビルドし、合理化と省エネを図る。 五井コーストエナジ社は資本金4億円、3社の出資比率は日立製作所85%、チッソ石化10%、イーレックス5%、社長には日立の杉山俊介氏が就任。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/02C16005.tif |