2002年12月19日 |
発泡スチレンシートの11月の出荷、前年比94.4%に |
トレー反が依然不調、ラミ丼用は12%増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会の集計によると、同シート(PSP)の11月の総出荷数量は1万760tとなった。3ヵ月連続の1万tの大台超えである。ただし、前年同月の実績を5.6%下回っている。前年同月割れはこれで7ヵ月連続となった。 PSPの11月の総出荷量が引き続き前年同月を下回ったのは、最大需要品種のトレー反(ロールトレー)の出荷が10.8%減の4,530tにとどまったため。同品種の前年同月割れは平成12年5月以降31ヵ月連続となった。容器包装リサイクル法の施行もあっての薄肉化の進行とソリッド製品への転換が大きな要因と見られる。 反面、ラミネート丼用は11.8%増の3,040tと好調であった。9月に前年同月を1.2%下回った以外、今年に入って全ての月が前年同月を上回っている。 こうした結果、今年1月から11月までの累計は11万490tとなった。前年同期を4.9%下回っている。この場合も、トレー反が12%減の4万7,130tと大幅に落ち込んだのが響いている。ラミネート丼用は2万7,810tで6.9%増となっている。 なお、平成13年12月から今年11月までの1年間の総出荷数量は12万8,650tで前年同期間の実績を5.6%下回っている。うち、トレー反は5万9,470tで13%減、ラミネート丼用は2万8,800tで6.4%増となっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/02C19007.tif |