2002年12月20日 |
PPフィルムの11月の出荷、史上最大の規模に |
食品包装用の需要好調を支えに前年の3.6%増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が集計したところによると、OPP(PP延伸フィルム)とCPP(PP無延伸フィルム)の11月の出荷数量はいずれも前年同月の実績を上回った。ともに、月間単位では史上最大の規模である。両品種の合計の数量も史上最大となっている。主力の食品包装用の需要が一段と活発化しているのが大きな支え。 11月の両品種の出荷実績は、OPPが2万2,701tで前年同月比105.2%、CPPが1万3,407tで同101.1%となっている。合計は3万6,108tで、同103.6%となる。 注目の食品包装用は、OPPが1万5,973tで同105.8%、CPPが1万1,328tで同100.6%となっている。OPPの食品包装用は5ヵ月連続の前年同月超えである。CPPの食品包装用は7月いらい4ヵ月振りの前年超えとなった。 こうした結果、両品種の1月から11月までの累計は、OPPが22万5,653t、CPPが13万1,995tの合計35万7,648tとなった。前年同月の実績に対比すると、OPPは103.1%、CPPは99.1%、合計は101.6%ということになる。うちOPPの食品包装用は15万4,419tで同102.4%、CPPの食品包装用は11万1,770tで同99.3%となっている。 ●2002年CPPフィルム出荷実績 http://www.chem-t.com/link/data/po/2002cpp.html ●2002年OPPフィルム出荷実績 http://www.chem-t.com/link/data/po/2002opp.html |