2003年01月07日
C&F/ジャパンの昨年12月の平均は280ドルに
前月比40ドル高、前年同月比は107ドル高
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、ナフサの国際スポット相場のうちのC&F/ジャパン(わが国のエチレンセンターや大手商社などが国際トレーダーや産油国などにオファーするなり契約するなりした価格)の昨年12月の平均は、トン当たり280ドル強となった模様。
 
 前月(昨年11月)の平均は240ドル弱であったので、1ヵ月で40ドル上ったことになる。率にして17%のアップである。
 前年同月に比較すると107ドルもの上昇である。アップ率は62%となる。

 急騰の主因は、イラク情勢の緊迫化とベネズエラの政情不安による原油の国際スポット相場の急上昇にある。C&F/ジャパンは今年に入ってもなお上昇を続けている。3日連続で300ドル超えとなっている。