2003年01月08日
三菱化学、アルキルフェノールでスケネクタディー・コリア社に出資
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学、油化スケネクタディー

 三菱化学は8日、アルキルフェノール事業で、米スケネクタディー社(SII)から、韓国にあるスケネクタディー・コリア社(SKL)の持分の50%を昨年12月31日付で取得したと発表した。

 三菱化学は現在、SII社と折半出資の油化スケネクタディー社(本社:東京都千代田区、新国 時生社長)を通じて、日本及びアジアでアルキルフェノール事業を展開している。今回のSKL社への出資により、両社の提携関係を一層強化し、日本及び韓国に生産拠点を持つことで、より安定した供給体制を確保、急拡大するアルキルフェノールのアジア市場に対応する。
 
【SKL社の概要】
1.社名:スケネクタディー・コリア社(Schenectady Korea Ltd.)
2.発足:平成13年12月
3.資本金:52億ウォン
4.本社:韓国・ソウル
5.工場:韓国・麗水
6.社長:シム・ジン・サブ、Jin Sub Shim
7.出資比率:三菱化学社50%
     米国・スケネクタディー社50%
8.事業内容:アルキルフェノールの製造及び販売
9.生産能力:7,000トン/年(能力増強後約11,000トン/年)
10.売上高:115億ウォン(平成14年12月期見込み)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=548