2003年01月09日 |
石津ソーダ工業会会長「ガス拡散電極研究、さらに継続」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭硝子 |
ソーダ工業会の石津進也会長(旭硝子社長)は9日開催した賀詞交歓会で挨拶し、か性ソーダの2002年の生産見通しについて「夏以降上昇に転じたため、ほぼ前年並みの424万トンに落ち着くと予想される。需要は国内は2%減の360万程度となるが、輸出が好調で10%増の67万トンに達する見通しだ」と報告した。 また、今後の取り組むべき課題として(1)環境問題への積極的な対応(2)ガス拡散電極技術開発研究の継続(3)構造問題への適切な取組み、の3つを挙げ、会員各社に理解と協力を求めた。このうちガス拡散電極技術の開発研究については、1999年度に第2次プログラムがスタートしていらい、2003年度は計画最終年度にあたり、これまでにほぼ予定通りの成果をあげたが、同会長は挨拶の中で「実用化のためには、さらに数年研究を継続していく必要がある」として、関係当局にたいし再度支援を要請ていく考えを示したことになる。 |