2002年01月07日 |
大日本インキ・奥村社長は「今こそ抜本施策の好機」と“投資”に意欲 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:大日本インキ化学工業 |
大日本インキ化学工業の奥村晃三社長は、年頭挨拶の中で、「選択と集中」をより徹底し「厳しい環境にある今こそ、抜本的な施策を打つ好機」と、投資にも積極的に取り組む考えを明らかにした。要旨次の通り。 われわれが目指すのは「経営効率を高め、財務体質を改善し、健全な経営バランスを構築する」ことである。そのためには「選択と集中」をさらに徹底するとともに、縮小均衡に陥らないよう、資本コストを上回る収益を生み出す事業には、積極的な投資を行っていく。 この厳しい経営環境の今こそ、抜本的な手を打つ好機であり、それが将来の飛躍をもたらすのである。 私は就任以来、当社が「個性豊かなファインケミカルメーカー」となり、顧客から「付き合ってよかった」といわれる会社になろうと訴えてきた。この実現には大きな変革が必要だ。既成の殻を打ち破り、持てる力を出し切ることにより、必ず構造改革は達成できると確信している。「改革なくして成長なし」を合言葉に全員一丸となって頑張ってほしい。 |