2003年01月16日 |
オレフィンのアジアのスポット相場がさらに上昇 |
エチレンは530ドル、プロピレンは600ドルものも |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:なし |
大手商社によると、アジア地域におけるオレフィンのスポット相場が今週に入ってさらに上昇傾向を強めている。 2月渡し分の多くは、エチレンがCFRトン当たり520〜530ドル、プロピレンが同580〜590ドルとなっており、プロピレンの商談の中には同600ドルで成約しているケースも見られるという。 一週間前に比べると、エチレンは同30ドル前後、プロピレンは同10〜20ドル高い。いずれも原油の国際スポット相場の続騰に伴うナフサのスポット価格の続伸に連動してのもの。 これに誘発されて、ポリオレフィンなど誘導品のスポット相場も高騰の気配を示している。2月渡しのオファーは軒並み1月を上回るのが確実と見られる。 |