2003年01月22日
デンカシンガポール、粒状アセチレンブラック本格出荷 
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:電気化学工業

 電気化学工業は22日、シンガポールの100%出資子会社、デンカシンガポール(DSPL)が建設中だった、粒状アセチレンブラック年産2,500トン設備が完成し、製品の本格出荷に入ったと発表した。
 
 DSPLでは、1984年からマンガン乾電池用の粉状アセチレンブラックを生産してきたが、大牟田工場で生産している高純度粒状アセチレンブラックの需要が高圧ケーブル向けを中心に、ゴムや樹脂の導電コンパウンド用として順調に拡大してきた。このため、シンガポールに精製、粒状化設備を建設し、2拠点体制で需要増に対応することにした。粒状アセチレンブラックは世界でも大牟田工場でしか生産されていない。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=590