2003年01月27日 |
OPPの出荷、9ヵ月連続の前年同月超え |
02年計も前年の2.9%増と順調な伸びを維持 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、OPP(ポリプロピレン延伸フィルム)の昨年12月の出荷数量は1万9,832tとなった。わずか0.9%ながらも前年同月の実績を上回っている。これは、毎月出荷全体の68%前後を占める食品包装用が前年同月を0.1%上回るにとどまったものの、繊維包装用が好調で3.9%増となったことによるもの。 これで、OPPの月間出荷実績は9ヵ月連続の前年同月超えとなった。メーンの食品包装用は6ヵ月連続の前年超えである。 こうした結果、同フィルムの02年の総出荷数量は24万5,485tとなった。前年の実績を2.9%上回っている。食品包装用が16万8,118tとなって前年を2.2%上回ったのが効いている。OPPの年間出荷数量は、01年に異例のマイナス成長(1.5%減)に転じて先行きが心配されたが、02年は再びプラス成長に戻ったわけ。 02年の品種別、月別の出荷実績は別表の通り。 http://www.chem-t.com/link/data/po/2002opp.html |