2003年01月27日 |
CPPの12月の出荷はわずかに前年同月を下回る |
02年計も0.8%減と初の前年割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、CPP(ポリプロピレン無延伸フィルム)の昨年12月の出荷数量は1万1,856tとなった。前年同月の実績を0.2%下回っている。ごくわずかながら3ヵ月振りの前年同月割れとなった。 これには、通常出荷全体の84〜85%を占める食品包装用が0.9%減となったことが大きく影響している。 この結果、CPPの昨年1年の総出荷数量は14万3,851tとなった。前年の実績を0.8%下回っている。同連合会の集計方式が現在のものに改められた97年以降、初めての前年割れである。これは、メーンの食品包装用が12万1,725tとなって前年を0.7%下回ったことによるもの。 もっとも、このCPPとOPPを合計したPPフィルム全体の昨年の総出荷数量は38万9,336tで前年の実績を0.5%上回っている。 CPPの02年の分野別、月別の出荷実績は別表の通り。 http://www.chem-t.com/link/data/po/2002cpp.html |