2002年01月04日

信越化学・金川社長は「果敢な挑戦」「全員参加」説く

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：信越化学工業

信越化学工業の金川千尋社長は、年頭挨拶の中で2002年を「挑戦の年」と位置づけ、「困難な中でも、高い目標に向かって努力していけば、必ず開ける」と、要旨次のように説いた。 　 　私は新しい年、2002年を困難に立ち向かう「挑戦」の年と考えている。当社を取り巻く環境はバブル崩壊後、最も厳しいものものだ。国内外のほとんど全ての会社が、大胆なリストラで生き残り索を探っており、当社も従来の延長線上に安住することはできない。この困難に勇敢に立ち向かう者だけが、未来を切り開いていくことができると確信する。 　 　今年、最大の課題は国内、国外の逆境を乗り越え、販売を大きく伸ばしていくことだ。信越グループ全ての皆さんに、この挑戦に加わって頂きたいと考えている。 　 「挑戦」とは常識では不可能と思われる極めて高い目標に向かって、果敢に挑んでいくことだ。販売を伸ばすあらゆる可能性を検討し、私たちの前に立ちはだかる全ての障害を克服する不退転の覚悟があれば、不可能なことはない。販売を飛躍的に伸ばすためには、営業だけでなく、工場、研究、管理部門の全部門による全面的なバックアップが必要なことはいうまでもない。 　 　全ての部門が高い目標を掲げ、達成に向けて不断の努力を続けていけば、現在の厳しい環境も必ず切り開いていくことができる。信越グループを新らしい時代に向けて、皆の力で大きく成長させよう。