2003年01月27日
三菱化学、ポリマーディスパージョン事業を再編
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:BASF、三菱化学、三菱化学フォームプラスティック

 三菱化学、BASFジャパンの両社は27日、アクリル系ポリマーディスパージョン事業の合弁会社、BASFディスパージョン(本社:東京都千代田区、杉野直人社長)について、三菱化学の保有株式全株を28日付でBASFジャパン社に譲渡することで合意したと発表した。

 両社は、発泡樹脂(発泡性ポリスチレン等)事業でも、両社間の合弁会社である三菱化学フォームプラスティック(本社:東京都千代田区、脇田静明社長)について、BASFジャパン社が保有する同社株式の全てを、28日付で三菱化学社に譲渡することで合意している。三菱化学フォームプラスティック社は、今年7月1日をもってジェイ エス ピー(本社:東京都千代田区、原田正昭社長)と合併する予定。

 今回の再編は、事業の「選択と集中」を積極的に推進する三菱化学社と、アジア最大のディスパージョン市場である日本での活動をさらに強化していくことを目指すBASFグループとの戦略が一致し、合意した。、両事業における三菱化学とBASFジャパンとの合弁関係は解消されるが、両社は今後とも幅広い分野で協力しく方針。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=609