2001年12月27日
経済産業省調べ、11月の鉱工業生産指数3か月連続のマイナス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省は27日、11月の鉱工業生産・出荷・在庫指数(速報)を発表した。
 生産は前月比▲1.8%と、3カ月連続の低下、指数水準は90.9(季節調整済)となった。出荷は前月比▲1.4%で、同じく3カ月連続の低下、指数水準は93.5(季節調整済)となった。
 
 石油化学製品でみると、エチレンの生産が前月比▲3.9%,となっているのをはじめ、EG▲4.1%、EDC▲7.6%、AN▲5.8%、などの有機薬品、またPE▲3.8%、PP▲7.5%、メタクリル樹脂▲13.8%、PVC▲10.4%などプラスチックも軒並み前年を割った。エンプラもポリアセタールが1.6%増えたものの、ポリカーボネート▲1.6%、PET▲4.5%など他は減少した。
 
 同省の製造工業予測調査によると、12月は前月比2.1%の上昇,2002年1月は0.4%の上昇を予測している。