2003年02月03日 |
吸水性樹脂「SAP」好調、昨年の出荷12%増28万トン |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:荒川化学、花王、三洋化成、住友精化、東亞合成、日本触媒、三菱化学 |
吸水性樹脂「SAP」の需要が好調で、経産省化学課の調べによると、2002年の生産量は前年比109.9%の27万6,686トンとなった。出荷量は国内向け10万2,341トン(109.2%)、輸出17万8,960トン(113.9%)、合せて28万1,301トン(112.1%)で、いずれも過去最高となった。 同課によると、SAPの国内メーカーは2001年まで8社だったが、そのご三菱化学と三洋化成が事業統合(サンダイヤポリマーを設立)したため、現在は同社と日本触媒、住友精化、東亞合成、荒川化学、花王、積水化成品の計7社。 生産能力は1996年の年産21万トンから、毎年少しずつ増えて2002年末現在32万3,000トンとなっている。 |