2003年02月07日 |
中国のカプロラクタム輸入、昨年は32万トンで4.7%増 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
中国政府(対外貿易経済合作部)は1月に日本やロシアなど5カ国を対象に、カプロラクタムの輸入をめぐって厳しいアンチダンピング「仮裁定」を下したが、同国政府が発表した昨年12月の貿易通関統計によると、中国の2002年のカプロラクタム輸入量は前年比4.72%増の32万0,448トンだった。 国別輸入量は(1)ロシア10万6,566トン(前年比▲18.77%)(2)日本4万9,559トン(▲18.77%)(3)ポーランド2万7,300(68.26%)(4)ベルギー2万3,311トン(▲6.11%)(5)米国2万2,647トン(1374.43%)(6)オランダ1万9,568トンの順。 中国政府がアンチダンピングの対象とした5カ国(日本、ベルギー、ドイツ、オランダ、ロシア)のうち、ドイツからの輸入は5,657トン(▲54.08%)で、数量はタイについで11番目だった。過去3年でみると、米国からの輸入は2000年はゼロ、2001年は1,536トンだった。 |