2003年02月19日 |
SMも内需が好調を維持、1月は前年同月の8%増 |
月末在庫は0.3ヵ月と依然低水準 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会の集計によると、SM(スチレンモノマー)の1月の総生産量は前年同月比104%の27万9,933t、総出荷数量は同103%の27万5,454tとなった。 出荷のうちの内需向けは同108%の17万1,118tとなっている。8ヵ月連続の前年同月超えである。最大需要分野のPSをはじめ、ABSや合成ゴムなど多くの用途分野の需要が好調を維持したことによる。 一方、輸出は同95%の10万4,336tとなった。アジア市場の需要の好調と市況の改善で1年ぶりに10万tの大台に乗った。ただし、もう少し輸出余力があればさらに高いレベルまでいったはずと見る向きもある。 月末在庫は8万9,094tで、前年同月比は98%になった。在庫率は0.3ヵ月分という低水準にとどまっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/03219008.tif |