2003年02月21日 |
PSPの1月の出荷、ラミ品種は好調持続 |
ロール品種が不振で全体では前年割れに |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会の集計によると、同シート(PSP)の1月の総出荷数量は8,630tとなった。前年同月の実績を1.5%下回っている。 ラミネート品種は引き続き好調で、前年同月を4.7%上回って3,370tとなったが、ロール品種が5.1%減の5,260tと不振から脱出できず全体の足を引っ張った。ラミネート品種のうち、ラミネート丼用は2,470tで同4.2%増、ラミネート一般用は900tで同5.9%増であった。一方のロール品種のうち、ロールトレー用は3,490tで同4.9%減、ロール一般は1,770tで同5.3%減となっている。 この結果、平成14年2月から今年1月までの1年間のPSPの総出荷量は12万7,040tとなった。前の1年間の実績を4.9%下回っている。この場合もロール品種が前年を大幅に下回り、ラミネート品種がそれをカバーし切れず、その結果、全体ではマイナス成長となっている。詳細は以下の通り。かっこ内は前の1年間に対する比率。 ▽ロールトレー 51,220t(88.5%) ▽ロール一般 25,370t(97.1%) ▽ロール計 76,590t(91.2%) ▽ラミ丼 30,960t(106.4%) ▽ラミ一般 13,310t(95.7%) ▽ラミ計 44,270t(102.9%) 合計 120,860t(95.1%) |