2003年02月24日
大阪石化、エチレン装置の稼動を再開
誘導品も合わせ早急にもとのフル稼働へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 大阪石化は22日、泉北地区のエチレンプラントの稼動を再開した。これに伴い各種誘導品装置も再稼動した。いずれも徐々に操業率を引き上げもとのレベルにもどしていく。
 
 同社はかねてから年産45万5,000トン能力の同プラントが思うように稼働率を維持できない状態に陥っていたため、2月10日に運転を臨時に停止し総点検を実施していた。
 
 その結果、問題の所在が明らかとなり必要な措置を講じることができたため再稼動に踏み切った。当初の予定より1日早い再スタートとなった。これによって三井化学は千葉と合わせ、ふたたび年産100万トン体制でエチレンを生産していくことになる。