2003年02月25日 |
PPフィルムの出荷、1月は3万204tと好調 |
OPPとCPPの合計で前年同月の9.9%増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会の集計によると、同フィルムの1月の出荷数量はOPPフィルム(延伸PPフィルム)が1万9,329t、CPPフィルム(無延伸PPフィルム)が1万875tの合計3万204tとなった。 これを前年同月の実績に比較すると、OPPフィルムは12.0%増、CPPフィルムは6.0%増、合計は9.9%増ということになる。OPPフィルムは9ヵ月連続の前年同月超えである。CPPフィルムは12月に前年同月割れとなったが1月は再び前年同月を上回った。 好調の最大の要因は、両品種とも主力の食品包装用が大幅な伸びを遂げていることにある。OPPの食品包装用は1万2,780tで前年同月を10.0%上回っており、CPPの食品包装用も9,148tで6.2%増となっている。合計は2万1,928tで8.3%の増加である。うちOPPの食品包装用は7ヵ月連続の前年同月超えとなった。対前年同月比が2けたの伸び率となるのは、同フィルムの場合極めてめずらしいケース。 ●2003年OPPフィルム出荷実績 http://www.chem-t.com/link/data/po/2003opp.html ●2003年CPPフィルム出荷実績 http://www.chem-t.com/link/data/po/2003cpp.html |