2003年03月03日
ナフサの2月のMOP-Jは341ドルに急騰
前月を40ドル、前年同月を150ドル上回る
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、ナフサの国際スポット相場のうちのMOP-J(プラッツオイルグラムのC&Fジャパンの中値)の2月の平均は、トン当たり約341ドルとなった模様。
 
 これを前月の平均に比較すると、およそ40ドルのアップとなる。率にして13%強の上昇である。前年同月に対比すると、実に146ドルもの値上がりである。アップ率は75%弱となる。
 これに伴い、3月から4月にかけてわが国に入着するナフサの円単位のCIF価格は、為替を1ドル=118円と仮定すると1キロリットル当たり約2万8,200円強となる。その場合の国産ナフサ価格の平均は3万200円となる。ちなみに、02年第4・四半期の国産ナフサ価格の平均は同2万3,900円であった。