2003年03月04日
信越半導体、300mmシリコンウェハー月産30万枚へ増設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:信越化学工業

 信越化学工業の100%子会社、信越半導体(本社:東京、小柳俊一社長)は4日、300mmシリコンウェハーの生産拠点である福島県白河工場の生産能力を、月産30万枚まで増強する計画を決め、工事を開始したと発表した。

 同工場は、すでに最大30万枚の生産が可能な建屋が完成している。現有生産能力は月産10万枚で、今後、需要動向を見ながら順次増強していくが当面、2003年度中に月産20万枚とする計画。その後段階的に30万枚まで高めて行くことにしている。30万枚までの増設に要する総投資金額は900億円の見込み。

 300mmウェハー需要は現在、全世界で月間20万枚強だが、同社では今年末には40万枚、2004年には50〜60万枚規模に拡大すると予測している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/cgi-bin/fax/search.cgi?CODE=713