2003年03月07日
スポットナフサ価格、上昇に歯止めかからず
C&F/ジャパンは再び360ドル台に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 国際スポットナフサ相場が依然として高値圏に張り付いたままで、うちC&F/ジャパンの先週半ばの中値は再びトン当たり360ドル台に乗った。6日の価格は360〜363ドルで、最近では2月第4週はじめの363ドルに続いての360ドル台となった模様。
 
 これでC&F/ジャパン中値は1月16日いらい2月6日までの34日間連続で300ドル台を記録したことになる。
 また、国際スポット相場のもう一方の重要指標である北西欧のCIF価格も引き続き350ドル前後の高水準で推移している。この場合は36日間連続の300ドル超えである。6日の価格は356〜358ドルとなっている。
 
 いずれも、原油のスポット相場がイラク情勢の先行き不安から高どまりしていることに伴うもので、それだけに急激な下落は期待できないというのが関係筋に共通した判断。