2003年03月11日
ナフサの日本着スポット契約価格、7週連続の300ドル台
先週の平均は356ドルと引き続き高水準に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋によると、わが国のエチレンセンターや商社などが先週中に国際マーケットで契約したスポットナフサ価格(C&F・ジャパン)の平均はトン当たりおよそ356ドルとなったもようである。先々週の平均に比べると2ドル内外の値下がりだが、1ヵ月前に比較すると約38ドルの高値となる。

 これで、C&F・ジヤパンの300ドル超えは7週間連続に伸びた。一方、北西欧の先週の平均CIF価格は約354ドルになったもよう。この場合は8週連続の300ドル超えとなる。先々週より5ドル強の値下がり。ただし、1ヵ月前よりはおよそ28ドル高いことになる。

 先週のC&F・ジヤパンの契約分が日本に到着するのは4月の中・下旬になる見込み。為替が現在のレベルのままと仮定すると、キロリットル当りCIF価格の平均は2万9,500円程度となる。
 。