2003年03月14日
EPSの2月の出荷、7ヵ月ぶりに前年同月超え
水産物容器向けの需要の好調が寄与
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会

発泡スチレン工業会がこのほど集計したところによると、発泡スチレンビーズ(EPS)の2月の総出荷数量は1万3,968tとなった。前年同月の実績を0.9%上回っている。

EPSの月間出荷量が前年同月を上回るのは、昨年7月の9.8%増いらいの7ヵ月ぶり。これには、昨年8月いらい前年同月割れを続けてきた水産物容器向けが4.2増とプラス成長に転じたことが大きく寄与している。

需要分野別の2月のEPSの出荷実績は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年同月比。

▽水産用 6,844(104.2%)
▽農産物用 964(92.7%)
▽その他成型品用     2,745(95.7%)
▽家電用 1,556(96.7%)
▽ブロック用   1,694(116.3%)
▽ネダ用 151(52.4%)
▽一枚焼 14(93.3%)