2001年12月21日
PPフィルムの11月の出荷、OPもCPも前年割れ
両品種ともに食品包装用が不振
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が集計したところによると、同フィルムの11月の出荷量はOPPもCPPもともに前年同月を下回った。両品種がともに前年を割り込むのは極めてまれなケース。今年に入ってからは9月に続いてこれが2回目。一貫して成長を続けてきたCPPの食品包装用がOPPの食品包装用同様にマイナス成長に転じたことによる。
 
 11月の出荷の詳細は以下の通り。かっこ内は前年同月比。
 [OPP]
 ▽食品包装用=15,097トン( 99.2%)
 ▽繊維包装用= 1,488トン( 93.5%)
 ▽その他  = 4,535トン(100.2%)
 ▽内需計  =21,120トン( 99.0%)
 ▽輸出   =   460トン( 73.6%)
 ▽合計   =21,580トン( 98.3%)
 
 [CPP]
 ▽食品包装用=11,256トン( 96.7%)
 ▽繊維包装用=   348トン( 97.5%)
 ▽その他  = 1,573トン(101.1%)
 ▽内需計  =13,177トン( 97.2%)
 ▽輸出   =    89トン( 51.4%)
 ▽合計   =13,266トン( 96.6%)