2003年03月24日 |
ナフサのC&F/ジャパン価格、270ドル台に |
原油のスポット相場の下落に連動 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋によると、ナフサの国際スポット相場のうちのC&F/ジャパンの先週末における平均価格は、トン当たり275ドルとなったもよう。 1週間前に比べると70ドル強の値下がりである。最近のピーク時(3月第1週はじめ)に比較すると110ドルのダウンとなる。北西欧のCIF価格も同様に急落している。先週末の平均は273ドルで、1週間前に比べると35ドル、ピーク時(同)に対比するとやはりおよそ100ドル下がっている。 このように極東と西欧の2大消費地域において同時にスポットナッフサ相場が下落したのは、原油のWTIや中東ドバイの相場が米国等によるイラク侵攻を契機に急落しているため。ただし、今後の行方についてはエチレンセンターも大手商社も見極めが困難としている。 |