2003年03月25日 |
ダイキン工業、接着性フッ素樹脂を世界初開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ダイキン工業 |
ダイキン工業は25日、世界で初めて接着性をもった新規フッ素樹脂「ネオフロンEFEP」の開発に成功したと発表した。フッ素樹脂の特徴である、優れた耐薬品性・非粘着性・電気絶縁性・耐候性に加えて、エンプラや金属など他の素材に直接接着することが出来ないという欠点をクリアした。 今後は用途として、環境規制の点から米国で需要が伸びている、自動車の樹脂製燃料配管や、化学工業、半導体産業向けの薬液配管部材、容器、電線被覆材料、太陽電池など幅広い分野に展開していく方針。 生産はダイキンアメリカ社ディケーター工場(アラバマ州)で行い、4月から本格販売を開始する。日本・米国・欧州・中国などグローバルに供給していく。売上高は初年度10億円、2005年には50億円を見込んでいる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/0332500A.tif |