2003年03月27日

主要化学品の2月の輸入、多くが前年を上回る

エチレンは3.4倍の７，５６６ｔ、樹脂はおおむね前年超え

【カテゴリー】：実績/統計 【関連企業・団体】：財務省

財務省が27日にまとめた2月の輸入通関速報によると、主要化学製品のうちの多くが前年同月の実績を上回った。中でも目立つのは、エチレンの3.36倍（７，５６６t）とテレフタル酸の5.54倍（５，１４０ｔ）である。合成樹脂は一部を除いて前年を「上回っている。 前年を大幅に下回ったのは、HDPEの40.5%減（１，２２６ｔ）、ANの14%減（５，６４３ｔ）などごくわずかである。 主要化学製品の2月の輸入通関数量は以下の通り。単位はトン。かっこ内は前年同月比。右は1月との累計。 ▽エチレン　7,566（336.4%）　　　9,058（131.1%） ▽EDC 　32,777（94.3%）　　　52,778（86,8%） ▽メタノール　141,237（112,1%）　　　314,828（101.2%） ▽テレフタル酸　5,140（553,9%）　　　10,998（749.2%） ▽AN　5,643（86.0%）　　　11,556（91.1%） ▽LDPE　10,542（108.9%）　　　25,394（106.5%） ▽HDPE　1,226（59.5%）　　　3,269（57.0%） ▽PP-H　2,004（112.6%）　　　4,214（112.5%） ▽PP-C　10,701（102.6%）　　　19,014（84.6%） ▽PC　4,513（133.2%）　　　10,962（146.8%） ▽PET樹脂　23,728（105.9%）　　　49,101（117.3%） ▽ポリアミド　4,791（114.3%）　　　9,470（118.0%）