2003年03月28日
03年度ソーダ用塩需要見通し、微減の631.2万トン
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:財務省

 経産省化学課は28日、2003年度のソーダ工業用塩需給見通しを発表した。同日財務省が塩全体の需給見通しを公表しており、同課の発表はこれに合わせた。
 
 見通しによると、塩需要量はか性ソーダ用631万2,000トン(前年度見込比98.7%)、ソーダ灰用53万4,000トン(同101.1%)、塩素酸ソーダ及び金属ソーダ用1万7,000トン(同113.3%)、合計686万4,000(同98.9%)となった。
 
 03年度の需要は、か性ソーダは紙・パルプ向けなど、塩素も塩ビ向けを中心に引き続き堅調に推移すものの、長引く景気の低迷から総じて低調に推移すると予想。か性ソーダの生産量を425万3,000トン(同98.7%)と推定した。またソーダ灰の生産量は43万1,000トン(100.4%)と推定した。