2003年04月03日
日・韓で計3センターがエチレン装置の定修入り
5〜6月にはマレーシアも含めさらに3社が予定
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:三菱化学

 日本と韓国のエチレンセンターの間でエチレンプラントの定修が相次いでスタートした。日本では出光石油化学が、また韓国ではYNCCと三星綜合化学がそれぞれ定修入りした。 

出光石油化学は、千葉工場内の年産37万4,000t(定修スキップ年は41万3,000t能力)プラントを2日から5月5日までの間運休する。YNCCは麗川の同48万t装置を3月31日に止めており、4月末まで運休の予定。三星綜合化学は大山の同55万t設備を今月中旬から一ヶ月間運休して定修を実施する計画。韓国の両社は定修に合わせて若干の手直し増強も予定している。YNCCは同2万t、三星は6万tの増強となる見通し。

 これらに続いては三菱化学、湖南石油化学、エチレン・マレーシアの3社が5月から6月にかけて定修を実施する予定にある。