2003年04月07日
日本向けナフサ価格、先週の平均は251ドル
前の週の平均を19ドル下回る
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 大手商社によると、日本の石油化学企業や大手商社が先週中に国際トレーダーや産油国との間で契約したスポットナフサの平均価格はトン当たりCFR251ドルとなった模様。

 これを前の週の平均に比較すると、19ドル安い。一ヶ月前の週に対比すると100ドル強の値下がりである。最近のピークの3月第2週の平均に比べると約120ドルのダウンということになる。

 続落の最大の要因は、原油のスポット相場のうちのブレントならびにドバイの価格の下降にあると見られる。ただし、WTIの先週の平均は前の週を上回っているので、今週のナフサ価格がどうなるかは微妙と見る向きが関係者の間には多い。