2003年04月07日 |
「マレーシア石化会議」開催の是非14日に結論 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:昭和電工 |
新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)とみられる感染被害が拡大しているが、5月下旬にマレーシアのクアラルンプールで「アジア石油化学工業会議2003」(APIC)開催を準備中のマレーシア石化協は、来週14日に国内関係者による準備会合を開き、開催の是非を含めて、最終結論を下すことになった。わが国石化協が問い合わせたところ、同協会から正式回答があった。 マレーシア石化協ではすでに1年前から「APIC」開催を準備、5月22〜23の両日、クアラルンプール市内のホテルを会場に、東アジアを中心に世界各国から約600人の石化業界首脳を集めて開催する予定となっている。日本からは大橋光夫前石化協会長(昭和電工社長)が開会式の直後、トップを切って基調講演を行うのをはじめ、業界各社の首脳、幹部クラス200人以上が参加、各国代表と意見交換することになっている。 しかし業界には、新型肺炎の感染の広がりを懸念する声が急速に高まっており、今後の状況次第では相当数のキャンセルが出かねない形勢となってきた。 |