2003年04月10日 |
三井化学、シンガポールのエラストマー工場が運転入り |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は10日、100%子会社のミツイ・エラストマーズ・シンガポール社が所要資金1億ドルをかけて建設していた、高性能エラストマー「タフマー」(商品名)年産10万トン設備が今月1日から営業運転に入ったと発表した。2001年9月に着工し、2002年に完工していらい、設備の性能や品質確認のテスト運転を行ってきた。 エラストマーは、樹脂の衝撃強度や柔軟性を向上させる改質材で、同社は独自の高分子技術を生かして同事業をコア事業の一つに位置付け、市場を拡大してきた。一系列年産10万トンは世界最大規模。同社は日本(市原、年産10万トン)とシンガポールに生産拠点をもったことになる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/030410mitsui.doc |